DVDレビュー…っぽいもの─Vol.1

「CDレビュー〜」を始めて未だ5回も数えてないのだが、早速DVDへ展開するという…(笑)。記念すべき第1回目はACIDMANです。
「scene of “green chord”」/ACIDMAN 07.03.07 Release

scene of “green chord” [DVD]

scene of “green chord” [DVD]

↑画像ないし(汗)
 見終えて、まず「早くライヴを見たい」と思った。それは前4作を見終えた時のそれとは少し違う。今までは「早くライヴ行って拳上げたいぞ!」だったのが「この世界観を早く見たい」になった。…またしても「プリズムの夜」が大好きになった。こうも変わるものか、自分の中の曲の印象ってのは。最近頭の中こればっかり流れてる。じわじわ来る。
 ─DVDの内容は、4曲のPVとドキュメントの2つ。シングル2曲のPVは個人的にやっと全部見られたので嬉しかった。表現したいことはずっと変わらないのに、曲と一緒に映像を見ると、毎回感心してばかり。ドキュメントの中には、アルバムの曲が少しずつレコーディング映像と共に入っているのだけど、ヘッドフォン通した音と普通に聴こえる音を交互に入れたりしていて、楽しめた。インタビューの最後で話しているノブオの言葉に何度も頷いている自分がいた。
 このDVDを見て思ったのは、曲ひとつ作るのにどこまでも突き詰めていくということ。そうやって作られた曲は、上手な演奏だけでは表現しきれない部分もきちんと高いクオリティで完成させられ、私たちの元へ届く。その《突き詰めるという》姿勢が、レコーディングスタジオで作業をしている映像から見てとれる。スタッフもACIDMANを信頼して進めてるし、3人もスタッフを信頼してる。凄くいい関係なんだなぁと思った。
 まとめてドカっとPV集にして出すバンドが多い中、最初から変わらずアルバムとDVDを連動させてリリースし続けているACIDMAN。これからもこの流れは続けていってほしいな。
…しかししかし、最後の最後の最後に…笑わせていただきました(ほんと、期待を裏切らないな〜、ACIDMANは)あたしは「…イチゴさん?」と思わず画面に向かって言ってしまったよ(笑)


ACIDMANのツアーに行く人は是非とも、これを見てから行ってほしい。と思う。


「スロウレイン」で濡れてる帽子の心配をしたり、ジャイアンぶりを見て笑ったりした、という感想もあるっちゃ、ある(笑)…ちゃんと育ててるのだろうか?サトマ。とか、ね(笑)