おかねのはなし

「カネのはなし」ではありません。そこんとこのニュアンスの違い、よろしくです。
今日、自販機で飲み物を買おうと100円玉と50円玉を手にしていて、ふとそれぞれの絵柄を見ました。そいえば100円玉には八重桜、50円玉には菊(だよね?)が描かれている。そういやオイラは硬貨に描かれている柄がとても好きなのだった、と思い出しました。


小学校の頃…確か社会の授業で、先生がふと5円玉の話をしたのでした。その頃のオイラは、それぞれの硬貨に何が描かれているかなんて、朧げにしか知らないガキでございました。しかし、この授業で初めて、5円玉の穴のところには歯車があるのを知って、それに一番びっくり。まさかそんなとこに!(笑)さらにはぐるりと稲穂が実っていて、下の方には海だか川を表す線が何本か入っている。反対側には双葉が左右に描かれている。「つまり5円玉の絵柄は、水産、農業、工業、林業を表しているんだよ」と先生に教わり、ただただ感嘆。あの時オイラの頭で初めて「へぇボタン」が鳴りましたよ。あれは今でもこうして書けるくらい覚えているほどの、衝撃なのでした。


仕事の細かい平等院鳳凰堂と何故かかわゆいリボンが描かれている10円玉も凄く好きだけれど、5円玉が、なんだかデザイン性が素晴らしくて一番好きなのです。そんなことを、飲み物買う時にふわっと思い出したという話。