急にダーク

何千回、何億回と繰り返されてきた話を、ときどき、真面目に考えるときが ある。


─もし明日が、さいごの日なのだとしたら
 さいごは誰に会って、誰の顔を見て終わりたい?─


私がいま一番会いたくて、さいごに一緒にいたいひと?そんなのわんさかいるよ。恋人、家族、親友たち…1つになんて絞れない。


「本気で せ ん そ う とかが起きたら、一切誰とも連絡を取れなくなる。そうなったらどうすれば…(本当にそうなったら、自分が生きるだけで必死なのだろうけど)」とか「相手が生きているかどうかも確かめられないまま永遠に探し続けるのか?」とか「ケータイもパソコンも、交通さえ、何ひとつ人と繋がっている手段がなくなる=もう繋がっていたはずの人たちとは一生会えないかもしれない」とか…。そんなこと考えてると泣けてきちゃうのだ。こんな自分を本気で「馬鹿だなーわたし」とも思うのだが(苦笑)。起こらないとも言い切れないけど、起こらないかもしれないことを想像して、泣くのだからね(苦笑)。…馬鹿げているかもしれないが、普通に仕事が暇な時とかについ考えちゃうんだよね。「いまここで突然大地震が起きたとしたら…」とか、さ。


その度に「大切な人と過ごす時間は本当に大事にしなくちゃいけない。大事にしたいなぁ」って思うのです。



…「宝くじ当たったらどうしよう」っていう妄想の、対極な感じ。