ACIDMAN TOUR“LIFE”@幕張メッセ国際展示場


今日はMちゃん、Y嬢と女子オンリー参戦!でも遠慮無く男勝りに楽しませていただきますけど(笑)
この日の千葉は暑かった〜。日傘が大活躍だったもんなぁ。31でアイス食べたりー(ダブルを頼むとトリプルになるキャンペーンだったのー)、サイゼでごはん食べたりー、夕立に直撃されたりー。(なんかどれもこれも写真撮ってないな・苦笑)とんでもないライヴ前の時間を過ごしましたが、程よい時間に会場入り。ロッカーも普通に空いていたので、難なく荷物を預けて準備万端♪実は3人ともチケットがバラバラで全色揃いました(けど写真撮りそびれた・・)なんつーミラクル☆写真はA(黒)とC(グレー)Bは白いリスバンでした。B・Cが一緒に入場出来ました。下に降りると、物販とクローク。あとはお祝いの花が飾られてました。(CDJでいうところのクロークのホールです)
あんま前に行かず後ろでまったり…というか自由に踊ることに決めたのでゆるる〜っと後ろの方で座り込んで待つ。予想通り、ステージ上方にサブモニター、会場真ん中上にミラーボールがあるのを確認。
開演10分前くらいになったらスタッフーが「間もなく開演しますので立ち上がってください」みたいに呼びかけてたっけ。


〈セットリスト〉
SE:LIFE(the beginning)
ツアー中同様、薄暗い中でこのSEが流れて来たから徐々にテンションが上がっていく。スクリーン真ん中に光がゆっくりと瞬く。ドクドクとまるで生きているかのように。


1.REMIND
これは最初から参ったー!イントロの一悟のドラムのところで一悟がシルエットで映る!!おわー、かっけぇー!!つーかドラミングの気迫が遠くのオイラにもひしひしと伝わって来て凄い。続いてサトマとノブオのシルエットも映し出される!!超かっけぇー!会場のボルテージが一気に上がる!!…唄い出しでノブオの声が裏返ったのが少し引っ掛かるが。


2.ストロマトライト
爆音ですなー。この曲でドカーンと映像キタぁー!!ステージ下に、メジャーリーグの球場にあるような超ワイドなスクリーンがあって、そこに映る映像が圧巻だった!!何これぇ!!凄すぎる!!!しかも曲の勢いに合いすぎてて圧倒された。負けじと跳ぶ!!


3.swayed
んーーー!!!力強いよ、ドラムがー!!本当に大好きな曲、このツアーで毎回聴けてオイラは本当に幸せだー。トリップ・トランス・最後の♪ワーーー(world)♪はもう、突き抜ける。飛んで行けそう。映像は黄色とかなんかチカチカしてた印象。


4.Ride the wave
5.River
まるで曲が繋がってるような感覚に襲われた。ちゃんとひと呼吸置いてからRiver始まったんだけど。繋がってても違和感無いくらい。


この辺りは、オイラ達がこのツアーで名付けた「初っ端からノンストップタイム」始まったばかりなのにもうカラダがキツくなってくるんだよ…(←全曲全力で飛び跳ねるからだろ)でも、今日はね、何だかカラダが軽かったからぴょんぴょん跳ねてました。


6.式日
いつも広がっていくイントロが、今日は会場が広いからいつにも増して広がりを感じた。ふわぁって。で、やっぱ泣く。今日はじっと歌詞を聴き取るように聴いてみたら、泣けてきてしまった。やっぱいい曲はいいんだよ。うん。


7.スロウレイン
あらら…イントロでギターちょいミスったね。いま思えばなんだけど、端々に調子の悪さが見え隠れしてたんだね…。


8.街の輪郭
ここで少し落ち着く。穏やかにステージを見守る。メロディ、好きだなぁ。


ここで、ふとステージを見たら、照明が真ん中のところだけに当たってて、3人の距離が近い。??なんだろ。一悟が前に出て来てるなぁ。(ちょっと遠くてはっきり確認出来なかったのよ)なんかオイラ達と同じようにざわついてるなぁ、みんな。で、次の瞬間驚かされたの!一悟がカホンだ!!(ドラゴンと大樹くんで見たことあるから知ってるー)えーっ!えーーっ!!
こ れ は ア コ ー ス テ ィ ッ ク ? ?
マジでっ!!?何やるの何やるの何やるのーっ!!?


9.リピート(アコースティックVer.)
10.赤橙(アコースティックVer.)
演奏後、「たまにはこういうのもいいでしょう?」ってノブオが言った。
うんうん。これはアリだよ!!!(>_<)しかもこの2曲をチョイスしたってところが、とても良かった。リピートは基本のメロディは変わってないんだけどちょっとのアレンジでガラッとお洒落な雰囲気に。しかし…ただでさえ通常バージョンのリピートで手拍子あってうんざりなのに(これはちょっとサトマの所為…苦笑)アコースティックでまで手拍子はやめてけれぇ…。アコースティックぐらい静かに聴かせてくれよ。広い会場だから仕方ないとは言いたくないぞ。
赤橙では早々と手拍子が無くなってほっとしたよ。これはTRで聴いたようなバージョンかな。生で聴くとまた新鮮。すっげーいい。オイラにとって大事な曲なのでこんなに素敵なアレンジをされたら…敵わないよ〜。
まさか、こんな形でこのツアーでこの2曲が聴けるなんて。思ってもいなかったから。とても感動した。
この日のライヴの中で、この時間だけがしっかりと、でも穏やかに流れてたの。
聴こえてくる音が、ノブオの声が優しくて優しくてね、ぐっと来たんだ。



11.WALK
12.room NO.138(inst)
いっやー…サトマの指さばきが上のモニターにガン映しされる訳なんですが、もう…!!くくくーーーっ!!って拳でテーブル叩きたくなるくらいかっけぇのよ!!なんなのサトマ!!なにあの指の動き!!(笑)でもやっぱりちょっと音が散っちゃってたかな。広いから仕方ないのかな。もちろんのこと、サトマのソロ部分では大歓声が上がっておりました。


13.彩-SAI-(前編)
14.彩-SAI-(後編)
ここは絶対に映像を使って来るだろうと思ってた。前編はPV映像でした。じゃ後編は一体どうするんだろ?と思ったら、あのでかい横長スクリーンの端から端を白い鳥が飛んでいく映像、途中から2羽になって交差して飛んで、最後は前方に向かって飛んでったり…だったんだけど若干映像が単調だった気もする…うーん。どうなんだろうなぁ。何とも…。(たぶんね、ストロマトライトで先に横長スクリーンに衝撃受けちゃったからだと自分では思ってるんですが)
私が凄いと思ったのは、前編の映像にピッタリと演奏が合っていたこと。前にも何回かやってるけど、本っ当にズレが無かった。リズムを正確に刻んでいなければ、ああはできない。これはプロだよなぁって思った。あれはズレたら台無しになるからね。感心。


ここでMCだったかな?なんかいろいろぐだぐだ話してたな〜(笑)
ツアーで全国回ってTシャツをさんざんバカにされたからNEWTシャツを買ったとか(でもそれもサトマによって玉砕されてた)、負けじとサトマ攻撃してみたり(コンビニでワンピース読んで泣いてたとか・爆)
しまいには住んでる場所をノブオに言われちゃってるし(爆)ケータイもバラされるとこだったよ(笑)


曲に入る前に、実は自分のコンディションが良くなかったこと(リハも出来なかった)をカミングアウトした。たぶんここら辺で言ったんだと思う。なんでこのタイミングで言ったんだろう?


15.オールドサンセット
まさにサンセットな夕日の映像が映し出されてました。でも静止画でちょっと残念。


16.FREE STAR
でっかいミラーボールがキラキラ回って、ステージ後ろもキラキラの星。あの広い会場全部が宇宙みたいだった。黄色い照明から始まって後半、水色の光がミラーボールに当たった時は、それはそれはキレイだった。感動!!宇宙の中の地球、、みたいな感じで。


17.金色のカペラ
カッ!!って黄色(金色とみなしていい?)の照明。アツい…!!
サトマのキャップはここでふわっと飛んだー!!


18.world symphony
あぁもう足もとから根こそぎ持ってかれそうな、そんな感じ。オイラもだけど、みんなまだ体力残ってんなーって思っておりました。


19.ある証明
今日は間奏部分の長いタメはなかった…ということは…?もしかして仙台だけだったのかな?あの長いタメがあったのは。きゃ〜い☆
一度長いタメに慣れてしまっていると、普通の小節で終わると物足りなくなっている自分がいます(苦笑)長いと疲れるんだけどね。


ここでいつもの素敵な話を聴かせてくれるんだろうな…って思ってた。でも体調の所為もあってか、ノブオはこう言った。「あと何曲作れるのか、何枚アルバムを出せるのか、後何回ライヴが出来るのか」って。焦ることはないよ。限りある中でさ、出来ることをやってけばいいと思います。限りある時間の中で生きて終わっていくから愛おしいんだと思うよ。
最後に「生きる」ことが「善」「悪」か分からないけど、「善」だと思って、信じて生きていくということを言ってた。
私も生きながら「善」だと思っていきたい。思っていく。


20.UNFOLD
感極まってしまっていて、イントロのギターも、Aメロの唄もちょっとブレてたし歌詞も間違っちゃった。珍しい。途中からの少し高音の部分が声出なくなってしまって、客がフォローして唄うという素敵な光景を目にすることが出来たよ。そして悔しかったんだと思うけど、泣いてたね。ノブオ。大丈夫さ。いろいろ、伝わっているよ。
この時の映像は風景で、広い草原に木。木が映るとさ「あぁACIDMANだ」って安心しちゃう。何なんでしょうね、この感じ。
ノブオの件関係なく、オイラはまたしても涙がだだ漏れでした。次の曲まで引きずってしまったよ…(苦笑)


21.TO THE WORLD'S END
若干聴いてる方が辛くなりそうなくらい、完全に地声をふり絞っていたノブオ。
もう命を削ってますみたいなアウトロの3人の演奏。その姿にまたぐっと来たのでした。スクリーンの前でスクリーンと一体化するように演奏する3人の姿は何とも言えず感動する。


なんかもうアンコールするのは心苦しかったんだけども、本人としては「まだやらなきゃ」って気持ちがあったと(私は)思ったので、手拍子しました。


ENCORE-1
そしたらば!!ノブオが「久しぶりにやります」って言ったから、その瞬間オイラとY嬢は「!!」って発狂!
1.シンプルストーリー
うあー!やっと聴けたよ〜(T_T)最後の最後の最終日。聴けたよーーー!!超嬉しかった…。「じゃ、あとは飛光かユアソンで終わりかなぁ」なんて思ってたら、またしても大きく裏切られることに。


2.アイソトープ
わっっっぎゃあぁーーーーー!!!さっきにも増して友人と発狂!いやいやいや、予想だにしてなかったんだってばー!!嬉しすぎてoioiの拳に凄い力を使ったよ…(笑)もう全力の中の全力を出すっていうか。サトマのこの煽りが懐かしくもある。


3.Your Song
まだ終わらなかったー!!!最後の最後は、もうノブオはコールしてなくて、客だけで「Your OK」を唄うというか叫ぶっていうか。凄い一体感だった。演奏は凄まじいし。完全燃焼。


SE:LIFE(the ending)
最後の最後まで、手を抜かないよ。ツアーに携わった人達の名前がエンドロールで流れていくのを最後までしっかりと見届けて、帰って来ました。


確かに、一番の大舞台である日にコンディションを合わせて来られなかったのはプロ失格かもしれない。オイラも、元々高いクオリティを持っているアシには、さらに高い希望を持ってライヴを観に行ってる節はある。でもそれだけなんだろうか?とふと考えた。完璧な演奏・声が揃ったライヴなら必ず素晴らしいライヴなんだろうか?「Yes」とは一概には言えない。ライヴはやっぱりお客さんがいて初めて成り立つもので。あの空間全部でその日のライヴ。あたしはノブオが声出なかった部分をお客さんが唄っていたのは感動したし。モニターに映った時のノブオは肩がものすごい震えてて、本当に本当に悔しかったんだろうなって思った。なかなか見れない光景を見られて、逆に貴重な日だったんじゃないかと思うんです。それにあの3人の絆はやっぱり強いな、と感じた。ノブオが唄えなくなってる部分の時の一悟の必死のコーラスとか、リズム隊の力強い演奏とか、凄かったもんね。あの3人じゃなきゃ。


どっかのMCで「(こんな状態で)このファイナルを成功させられるかすごいプレッシャーだった。俺が歌えなくなったらみんなが歌ってください。俺を助けてください」ってことを話した時に、オイラは「もうちょっとオイラ達ファンを信じて欲しいなぁ」って思ったんだよね。信じてよ。ファンなんだよ?あなた達の。助けられる時は迷わず助けるってば☆(ってアンケートに書けば良かったなぁと後から後悔したさ)


ただノブオはね、あのMCの時じゃなくってライヴの一番最後に「実は…」って言った方が良かったかもしれない。あの時、ああやってみんなに「咳が止まらなくて」ななんて打ち明けてしまったことで、何か糸が切れてしまって直後の曲から声が出なくなったし。あれ言わなかったら最後まで気力でなんとか声振り絞れてたかもしれないよね…とか思っちゃうんだよなぁ(苦笑)
まぁでも、100%完成!!なライヴをしてしまうとノブオは燃え尽きてしまいそうな気がして私は怖いので、100%を目指すライヴをずーっと続けて欲しいなって思うんだよね。なんとなくなんだけど。
ノブオの体調が悪くても、演奏ミスっても、やっぱりライヴ後はACIDMANを好きでいて良かったなあって思ったのでした。いつもそう思えるライヴをするACIDMANってやっぱり凄いんだよ。