CDレビュー…っぽいもの─Vol.3
「スカート」/スネオヘアー 07.02.21 Release
- アーティスト: スネオヘアー,渡辺健二
- 出版社/メーカー: ERJ
- 発売日: 2007/02/21
- メディア: CD
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…まずは一周通して聴こうと、CDをプレイヤーにセットした。
オビに書いてある“君のスカートにそっと風が甘えていました”っていう歌詞が入ってる1曲目。なんだよ〜〜。初っ端から優しいよ…何だかくすぐったい曲。「ほわん」とした。白地に赤いスカートっていうジャケみたいな色の曲。続くスプリットもさわやかに穏やかに進む。前2曲よりかはギターとベースの音が厚い3曲目(←スネちゃんの曲にしてはってことです)。次の「Solution」は、あぁスネちゃんだなぁ〜って感じ。で「微熱」。これはも〜〜イントロから既にスネちゃんっぽい!!これはスネちゃんに違いない!って感じ。一番最初に一周聴いた時に「一番好きかも」って思った曲「ターミナル」はちょっと今までにはない感じだった。スネちゃんに対する固定観念みたいなのを持ってるあたしが聴くと不思議に聞こえた。まだこういう曲には慣れないなぁ。ここから3曲はまったりと進む。「やさしいうた」は…本当にやさしい。この曲ね、大好きだー。これキタダさんがベース弾いてんだよね〜。2曲つづいて、「蒼い紅」はっきりしたサビがない曲でまったり。この中盤〜後半にかけての曲は、目を閉じて聴いてたい。そんな流れを止めるように「SEASON」は疾走感あふれるさわやかな曲調。この曲もあたしは好きな感じ。でもって最後の「太陽」はもうこの位置にしか持ってこれんだろう、って思った。このアルバム全体を包み込むような。癒される。この曲まで来て、しっかりこの「スカート」というアルバムは完成するんだろうなぁって。
全体を通して聴いて思ったこと
穏やかなのにズンと心に来て、そしてゆっくりゆっくりと体に染み込んでくるアルバム。天気がよくて、ほわんと眠くなるような午後に縁側に座ってると吹いてくる、あの涼しげで少しだけ目を覚まさせてくれる風のような、そんなアルバムだと、私は思った。なんかね、どこまで行っても、スネちゃんはスネちゃんなんだなーって思わされた。入ってる曲の8割がねラブソングだと思うのですよ。シンプルかつストレートで、何の難しいこともない、素敵な歌詞。1曲1曲が心地よすぎてどうしよう。これは長い時間をかけてゆーっくりと聴き込んでいくべきアルバムなんだな、と思った。
DVD。
初回に付いてるライヴDVDのシングルメドレーはたまらん!「アイボリー」から「ワルツ」まで9曲をノンストップだよ!?凄すぎる。これ、CD特典でいいの?野音ライヴとしてDVD出した方がいいんじゃないかい?と思うくらい贅沢だった〜♪♪
キズナソング/THE BACK HORN