ランクヘッドワンマンツアー2007「ジェットストリームアタックチャ〜ンス!!」@京都磔磔


…まぁ、駅のロッカーにケータイ入れてしまったから磔磔の写真も撮れなかったという失態を犯しましたが(爆)あの場所じゃ、9時前で音ストップなのは理解するよ。


「最近はギグル始まりが多い」って友人が言っていた。確かに、私が見た最近のライヴも、このパターンが多いな。お互い「HEART BEATER 始まりで見たいね」…なんて言ってみたりした。ま、しかし例に漏れず今日も「ギグル」始まりだった。ツアー後半から、序盤のリストも固まったのかな。今日はドラゴンが叩く姿を見たいと思って小高・壮間に行ったけど、ドラムセット低くて見えないっ!!磔磔はステージ低い気がする(気のせいか?)でも途中でドラゴンが見えたので良かった。ちゃんと見よう。磔磔の入場前にドリンク貰うシステム、どうにかならんかね…。邪魔だよぅ…(アンケート等は終演後に配ってたのにね)
念願の磔磔に来れたこととか、友人達と一緒に見れること、全てがワクワクになって、緊張してきたー。あー。この胃に来る感じ、久々。
磔磔は楽屋が上(?)にあって、後ろからメンバーが登場。京都ナイトが始まる。始まっちゃうよ〜!!


〈セットリスト〉
SE
1.音
いつ聴いてもアガる。これぞランクヘッズライヴの始まりの合図だー!


2.ギグル
最近は壮ちゃん側で見てる所為なんかじゃなく、壮ちゃんの動きが、大きくなってる気がする。腕も前よりブンブン上げてるし、そういうの見てるとこっちもガン上がりだしさ。うはうはです(爆)


3.奇跡
あかん…もうTシャツが冷たい…!暑い!!左手の水が邪魔!!!隣りの男邪魔っ!!!


4.冬の朝
わーーーーーー!!!やっばい。初っ端からこれ?イントロの時点で相方とアイコンタクト!!すっごい聴きたいって思ってたの。つか、奇跡〜冬の朝の入り方めっちゃ格好良かった。


5.不安と夢
最近この曲好きなんだよねぇ。通勤時間にふと頭の中をめぐる曲がこれだったりするのです。ベースソロのとこ、たまらんのです。かっこよすぎます。


6.a.m.
うわー!!これまた、久しぶりだ!!聴きたい曲が続く。いつやっても、この曲は赤い照明なんだなーって思いながら、乗りにくいイントロに体を揺らしながら(笑)聴いた。かっけぇよーこの曲。ズシズシ来る。あぁ〜、この唄本当に好き。眠れない夜に絶対聴く曲なの。これ。しかしちょっとだけ壮ちゃんがギターをミスってたような気がする。


7.ガラス玉
8.前進/僕/戦場へ
これもイントロから全力で手拍子!!壮ちゃんが手拍子をあおる!!負けじと応える!!要所要所で壮ちゃんがジャンプするから面白かった。


9.その間5メートル
最初のドラゴンのドラムが聴こえた瞬間「わ!!!!!」ってなった。また友人と顔を見合ってしまった。だってだってだってーー!!地図聴いてた頃の記憶がさ、ぶわーって蘇った。最初の「冬の朝」もだけど、あの頃は鬱。今はその頃に比べたら光がかなり射してる。相当ベクトルが違う。でもどっちも私の好きなランクヘッドに変わりはないんだよね。「地図」の曲達はさ、鬱で大好きだ(どんな理由)


10.ヘヴンズドア
ここのね、その間〜ヘヴンズの繋げ方が…大っ変格好良かった!!こんなに毎回リスト変えてきて、しかもそれぞれの曲への入り方。どんだけ考えたんだろう。このツアーは本当に大変だったろうなぁって思った。その分充実感もあるんだろうけどね。…この曲は、本っ当に何度もしつこいが、すげー、のだ。突出している。この曲こそ、ライヴで聴かなきゃって思うんだよなー。


11.パラドクサル
やけに最後の「アペアペ〜!!」のとこで壮ちゃんが前に出て来てた。出て来すぎなくらい(笑)。近いって!!今日の壮ちゃんは今までで一番客と近づこうとしてたように思う。


12.夏の匂い
新居浜以来、Aメロの小高のギターをちゃんと聴く癖が出来た。んー、素敵。ところどころに顔を出すベースもいい。


ここでまた後半のアガり所。
13.音
ぬぉぉーーーーっ!!てなる(伝わらん・笑)


14.月光少年
おおーーーーー!!キターー!!!ここで月光キターー!!嬉しすぎる。どうしても両の手のひらを挙げたかったので膝にペットボトル挟んでジャンプしながら両手挙げた。男の子達も両手挙げてる人多くって。素敵だ!!


15.体温
続けてこれ。やばいでしょう。もう血圧は上昇しまくりだし。なんか沸々と…こう、来るもんがあった。でもやっぱり仙台で聴いた「体温」が一番キタ。


16.HEART BEATER
アガってるところに入ってくるこの曲も凄くいい!アガりっぱなし。やっぱりイントロが大好きだー。絶対イントロだけは何があっても壮ちゃんを見る!!個人的には、仙台の時壮ちゃんのギターがキモな箇所で弦切れて聴けなかったので、今日はこの曲を弦が切れずに最後まで聴けて満足どした。


17.きらりいろ
18.カナリア ボックス
この曲は本当にライヴでみんなで楽しむためにある曲だなー。めちゃめちゃ楽しい。今日は後半部分のサビ、さっくんだけ回転してたな〜。壮ちゃんは弾んでたけど。Y姉とニコニコしながら踊る♪楽し〜!


小高「え、次で最後の曲なわけやけど……どうせ「え〜〜」とか言うんやろ」
客「(笑)」先手打たれた!!


19.僕らは生きる
曲の半分くらいまで、汗だくでむき出しな表情で唄っていた小高が全体を一通り見渡した後「フッ」と満面の笑顔になった瞬間があって、びっくりした。本当に、目を細めて「フッ」って笑顔だったの。これは初めて見た。「地図」の頃、こんな笑顔で唄う小高なんて想像もしなかった。みんなと繋がろうとしてて、近い距離で彼は唄っている。素敵な光景じゃないか、と思いながら一緒に♪ラララ♪を唄った。とても幸せな気持ちになった。


途中、みんなが小高を見てる時、チラチラと壮ちゃんの方を見たら、頷きながら唄ってて。思わずあたしも笑顔♪衝動的に泣きそうになった(なぜか)


メンバーがそれぞれ「ありがとー!」的な事を一言ずつ挨拶しながらステージを去っていく。完全に酸欠だー。あ、でも上の方で回ってる扇風機の風が少し気持ちいい〜。


ENCORE-1
(ここからのメンバーのセリフは外国人風に読もう)
結構長い間アンコールの手拍子をしてて、何やってんだろうな〜??
と思ったら……。ドラゴンがグラサンをして登場。「???」と思いながら笑って見てたんだけど。ドラゴンの話し方を聞いてる内に「ピーーン!!」と来た。ドラゴンは「ミーのレイバンが(熱気で)曇っちゃって…何も見えん」みたいなこと言ってた(笑)これは…ま、まさかまさか…!?!?!?…と思ってるところへ残り3人もグラサンをして登場。本当に?マジで??つーか、壮ちゃん!!!ヅラがデカいから!!ジミヘンのヅラ!!そんで袖をまくり上げてて反町みたいになってる!!しかもやけに髪型を気にするキャラになってた(ぎゃははは!!爆)しきりに、もみあげ辺りを触ってて「これじゃいつもの壮ちゃんと同じじゃん!(笑)」と心の中で突っ込みを入れた。というわけで、磔磔のチケットがソールドした記念に、シアトルからお祝いに駆けつけた…そう、出て来たのはTHE 乱苦屁怒ーーー!!マジかー!!!しかも…こんな胃がもたれてる時に限って、しっかりお茶回ってくるし(苦笑)
※エプロン(S.R.DRAGON)とナース(SO PERRY)は変態だからクビになって、ソウ・ヘンドリックスにメンバーチェンジしたんだそうだ(笑)そんでもってメンバー紹介する時、さっくんの“G-DA Love”は思い出したものの、自分の名前は忘れたらしい小高(爆・“ODAKA Damone”だよー)。しっかりー(笑)

小高「エー、ミナサン…THE 乱苦屁怒デス」
客「わーーー!!!」


…!!このロケンローなイントロは…っ!!
もしや乱苦の…っ…カナリア!!


1.カナリア ボックス(ロックンロール風)
あーもう「CIRCUS」でのあの姿が蘇る。そんでもって爆笑したのを思い出す。♪あなたに会えて良かった♪の後に♪Fu Fu Fu〜♪っていうコーラス(笑)まさかまた生で聴けるとはね〜♪面白すぎる〜!こういうバカなことを一生懸命やってくれるランクヘッズの4人が大好きなんだなー、私。

2.鼻歌とサイドアウェイ
そのままのノリで「鼻歌〜」に突入。うんうん、よく考えられてるリストだわー。壮ちゃんが生き生きしてるもん。こういうギターのメロが大好きなんだなぁって思った。そしたら「あの曲」もやってくれないかなぁ…って思ってると、4人で少しセッション。かっちょいいセッションがあって、…そのまま…聞き覚えのあるイントロ………!!!
3.Y.S.T.〜山下 壮のテーマ〜(もとい、ソウ・ヘンドリックスのテーマ・笑)
ああーっっ!!嬉しすぎるーっっ!!これ凄い聞きたかったんだよ。飛び上がって喜んでしまった。みんなで「ワイ エス ティー!!」って叫んだし。大満足だー。とニコニコしてたら、今度は…
4.千川通りは夕風だった(G.バージョン)
わーわー。最後にこれ持ってくる!!?どこまで喜ばせてくれるのよ!!しかもG.バージョンなので、みんなでGポーズをやってくれ、と。ジェスチャーしながら
小高「コウヤレバ…Gに見エルデショ」
既にGポーズを決めてるお客さん達(笑)
小高「クダラナイコトヲ ミンナデシンケンにヤルノハ オモシロインダヨ……ッテ、モウ(みんな)ヤッテルケドネ」
客「(笑)」


もう最後の最後は壮ちゃんの弦切れてたね。最後だから問題無かったけど。今ツアー後半はほとんど毎回弦切れてるんじゃないかなぁ。はは。…壮ちゃん(いや。ソウ・ヘンドリックス)のダイヴを見たのは初めてだったので、凄いびっくりしたー。びろーんって両腕も前に伸ばして全身伸びてんだもん(笑)お客さんに完全に身を任せすぎなんだもん(軽いからいいけど・笑)。私のいる辺りまでダイヴして来たので、ちゃんと腕支えて上げたさ。4曲やってる間、しきりにこっちにピースばっかりしてたし(笑)自分のパートが無い間とかも。あとは…2曲目あたりで、小高がグラサンを頭の上に載せたりしてたんだけど、いずいみたいで(仙台弁)、外して横のスタッフんとこまでサッと投げてた。
…っっあーーーー 出し切ったぁぁー!!足がヨロッヨロですわ。最初に貰った水はHOTになってたわ。今日のは久々の個人的神セットリスト。なんだこれなんだこれー(≧_≦)京都来て良かったよぅ!最高だよう。


も、すっごい充実感・満足感。そして4人の演奏はツアーを積み重ねてかなりのモノになってるしさ。凄いなぁ。これが、私がランクヘッドを見続ける楽しみなのだ。出たての頃はむき出しで荒削り→そこから少しずつ丸くなっていくバンドが多い中で、今の方が感情むき出しになってるように思う。ただむき出しなんじゃなくてさ。丸くもなってるけど、失ってないむき出し感というか。1人1人の主張が(演奏もパフォーマンスも)凄い。これは素敵なこと。こりゃーファイナルが楽しみすぎて困った。2日間でリスト全く変えるんだよ?どの曲をやってくれるんだろう?あれもあれもやってくれるんだろか?っていう妄想が止まらないっての(爆)


〜MC〜
清水寺の話。
小高「京都と言えば…うちのリーダーが。京都大好きで。昨日は俺らオフやったんやけど、京都に行ったんです。」
客「イエーーーイ!!」
小高「清水寺の…暗い洞窟、ありますね」
客「(微反応)」
小高「ちょっと(みんな)本当に京都の人?(笑)」
客「(笑)」
小高「龍と行ったんやけど、洞窟は真っ暗で、どんどん進むと、白いモノがね、見えるのよ」
と。ここで客席から変な声(笑)
小高「(それに少し笑って)あの、幽霊とかやなくてー、ただの光なんだけども、真っ暗な中でそれだけがこう(ジェスチャーしながら)光ってて。外に出て龍に「光、凄かったなぁ!」って言ったら、龍が「えっ!!??」って顔をしてて(パチクリおめめだったらしい・爆)、そういう時の龍の顔ってすっごい可愛いんやけども。どうやら、どうせ真っ暗で何も見えん!と思ってたから目をギュ〜ッと瞑ってたらしい(笑)暗闇のなかでさらに暗闇(笑)」
客「(笑)」
龍「マイク無いから地声で!(声大きく→)あのですね、昨日もう一度行ったら、ありました!光ってました(笑)あっさりと、ありました!」
ドラゴン…あなたって人は…素敵すぎる。ぷぷ…!!
つーか壮ちゃん笑ってるから!!


ウチらも清水寺の洞窟に行けば良かったー。残念!!


■本編最後かな。
小高「初めて京都でライヴした時にはお客さんが3人しかいませんでした。その時お客さんはカレーを食べながら見てました。今日はこんなにたくさん人がいるけど、数とか関係なく、みんな1人1人に届けたいと思っています」
とか言うから、胸が熱くなった。普段聴いたらそうは思わないんだけどライヴでいろいろアガってる時に聴くと言葉ってもんは胸に響くのだ。


あ〜…これは、久々に来たぞ、と。ランクしか聴く気が起きないぞ、と。
ライヴ後はまた上島珈琲店でお茶して、店を出て神戸の友人と別れ、その足で京都の友人とは駅で別れて、京都駅に着いて、お土産買って、それからバスに乗り私は東京へ。…あっという間だったなぁ。楽しかったなぁ。すごく楽しかった。また京都絶対来る!もっとゆっくり滞在する!!みんなありがとうありがとう!