ランクヘッドワンマンツアー2007「ジェットストリームアタックチャ〜ンス!!」@リキッドルーム 恵比寿

やっぱりランクヘッドが、大好きです。
小高が言った。さっくんが言った。昨日のはファイナル。今日のはスタートだ、と。
書き漏れ、誤字脱字御免!もう知らん!!

↑使い回しと思われる貼り紙(エコだね!←?)


今日は、始まる前からいろんな人に会えて楽しかった♪Y姉や、今日来るって直前に決めた友人とか(自称ランク馬鹿←負けないけど・笑)、2年振りに会えた友人。テンション上がるっちゅーの!今日も物販でバッヂ買ったんだけど…またしても銀の合田セット引き当てる自分(爆)友人のバッヂと交換してあげました。下に降りると、東パレご一行様もちゃんといらっしゃってましたー。全員いたかは確認取れなかったけど、山ちゃんさんは相変わらず格好よかったぜ…。嵐田さんは、ファンの子に話しかけられた時に割と大きい声で「東京パレードです!」って言ってて笑ってしまった。社長もちゃんといました(笑)お祝いのお花は、高見沢さん、椿屋四重奏mixiの企画と思われるランクヘッズ一同ってのがあった。あとはスペシャとか。オイラ達はというと、今日は踊れるスペースでがっつり踊りたかったので、開演ギリまでバーカウンターにてビール飲んでました(笑)昨日より圧倒的にお客さんが多かった〜。結局Y姉とあたしは進んでいった結果、あれ?ってくらい前に行けました(笑)これで詰まるから、意外と今日も前で見れることになっちゃってる?いいけど。嬉しいけど!!あんまりギュウギュウじゃないといいなと思っているところで客電がいよいよ落ちた!
あ、今日はさっくんアンプにはヤカンとそしてみかんが両脇に置いてあった。(今日も何も触れないまま終わった・笑)あ、そんなオイラ、今日はYST(ピンク)+オレンジタオルでした。


〈セットリスト〉
SE
1.音
2.ギグル
イントロで腕を上げた瞬間「…お、やべぇ。昨日の分腕が重い!」となる。始まりは昨日と一緒か。どうなるんだろう、ここから。わくわく。
3.奇跡
あら、ここも曲順一緒。だけどそんなのは関係ないのさ。もう早くも体中から沸いてくるものを感じる…!しかし明らかに異常な汗だく状態(間違いなくさっき飲んだアルコールの所為)
4.優暮
おぉぉ…☆久しぶりに♪あ〜た〜ま 悪いのにね♪のところで小高が自分の頭に人差し指突きつけてるの見たー。
5.不安と夢
最後にドラムメインで「ダン ダン ダン!」って終わるところが凄く好き。いいなぁ。今回のアルバム、やっぱりいいわ。
6.白濁
うわわわーーーー!!唄が終わったあとのアウトロが格好良すぎる!!!音源当時より、勿論演奏力のアップした4人が凄くたくましく見えた。「オイラの好きなランクヘッドっていうバンドはこの4人です!」って胸を張って言えるよ。
そして…入り方が(繋ぎ方が)昨日とは違う(当たり前だ)。これはこれでまたかっこいい。
7.パラドクサル
昨日以上にエコーがかかっている気がした。そのくらい脳天に響いたのだろうか、アペーアペー!!が…(笑)
8.千川通りは夕風だった
小高が「千川通りは夕風だったーーーー」って言って始まった。ギターがキラキラする。そしてキラキラしてる。よっしゃ千川もめっちゃ踊り切ったぞ!っと汗を拭きだして、顔を上げようと思った瞬間、体中がピン!!ってなるイントロが…!本当にもう大好きだ!!そしてさっくんのベースラインが凄く好き。
9.零時
……き た ぁーーーーーーーーーーーーーーー!!
もうこの時点で、あたしは自分的にこのツアーに参加した意味があったと心から思った。このツアーが始まる前のライヴからずっとずーっとアンケートに絶対書いてきた曲。このツアーでも、あたしが行った先では聴くことが出来なかった。そしたらツアー最終日に聴けるなんて。こんなドラマな展開はないよ。ゾクゾクした。壮ちゃんのコーラスも最高だ。
10.ヘヴンズドア
んー、最終日までマジでこの曲は格好良かった。「FORCE」の中で、ライヴで見なくいと本当の良さが分からない曲No.1だね。
11.プルケリマ
いい。凄くいい。イントロのさっくんベースからとても心地良かった。


このあたりだったかな。倒れた人がいたんだけど、周りのお客さんがみんなで助けてたみたいで(私からは遠い位置だったので知らなかった)
小高「みんなも、しんどくなったら無理せんと言って、周りも助けてあげてね」
12.月と手のひら
イントロちょっとトチったかな?だけど久しぶりに聴いたこの曲は小高のこえがとてもあたたかかった。ここ2曲はもう、じっくり聴きモード。


小高「さっき本当に大丈夫やった?曲止めたら良かったんやけど、周りのみんなが助けてくれとったから、(最後まで曲を)やっちゃった」←ちょっとかわいい語尾(いいこと言ってるのだが・笑)
さっくん「…なんかお前、ビートクルセイダーズ(←変に滑舌良く言ってた)の人みたいになっとるぞ」
小高「ヒダカさん?」
さっくん「違う!ギターの人!!」
タロウね。なんか小高が女っぽく喋ってたもんな(笑)
そして「(少し)涼しくなったな」とカラダを丸める小高を見て
さっくん「お前…風呂上がりみたいになっとるぞ!シャツ…乳首透けとるやん!」
小高「お前も青いぞ!」←髭が(爆)
さっくん「今朝剃ったわ!!」とか言ってまたケンカになりそうになる(笑)
アンケートによると「ライヴでのやりとりがケンカになりそうでハラハラします」ってのがあったそうで。さっくんと小高が仲悪いと思われてて「いやいや、俺たちは至ってナチュラルですよ〜」とか言ってて、
小高「なぁ、さっくん(ハート)」
さっくん「ねー、よしたろう(ハート)………うぇ〜〜!!気ん持ちわる〜〜っ!!(爆)」
ここで壮ちゃんが激ウケしてた!!
客「(笑)」
最終的に「髭剃りを貸し借りするくらい仲良しです」とか(笑)
何故かさっくんも乳首が透けてないかこっそり確認(なんで・爆)。さっくんピンクのTシャツだから透けてないよ!!大丈夫だよ(笑)
…なんか知らないけど小高は調子に乗って、両手を挙げてクネクネと変なダンスして透け乳首アピール(爆)


気を取り直して。
小高「リキッドーーー!!!行けるかーー!!!」
客「うぉーーーー!!」
13.音
14.HEART BEATER
ツアー中、この曲が1曲目で始まるのがとても好きだった。途中からはずっとこの位置で演奏されてて、この曲は一旦落ち着いた空気をフワッと吹き返してくれる。あのさっきまでじっくり聴いてたオーディエンスが、アクティブな空気にスッと戻れる、そんな曲。壮ちゃんが良く跳んでたなぁ。
15.冬の朝
わー!また聴けたっ!!この曲がすっごい好きって人は、間違いなく鬱仲間だと思うよ。鬱以外の何者でもない唄だ。オイラは大好きさ。ランクの曲は、ツインギターの良さがキモだと思うので。「地図」「月と手のひら」あたりの曲は個人的にひと際好きなのさ。もちろん、さっくんの安定したベースとあの正確なリズムがなきゃ引き立たないわけでね。生音は一層耳にガンと来る。たまらないね。
16.プリズム
あぁーーーー…なんだこれなんだこれなんだこれ!!またまたY姉と笑顔を交わし、飛び跳ねた。昨日のライヴ後遺症で腕痛いのに挙がっちゃうんだな、これが。腕もげるかと思うくらい。ランクが全力でぶつけてくるから、全力で応えなきゃって思っちゃうんだよね。あたしがランクの曲を好きな訳は、この曲に代表されるように、詞がね、ほぼ全編鬱で死にそうな感じなのに、最後には希望があるところ、そこで救われるんだ。どんなにちっちゃくても「希望」があるところに、とても胸を突かれる。
17.きらりいろ
どうしても好きだなぁ。この曲のドラム。キラキラに、キラキラを追加してくれているのはこのドラム。


いつものように壮ちゃんがうっすらとイントロを弾き、さっくんがカウントを取る。ワン・ツー、ワン・ツー・スリーフォー!!
18.カナリア ボックス
隣りで一緒に見ていたY姉と笑顔で踊る〜♪カナリアダンス踊りまくったー!!フロント3人もいつもの間奏のところで回転回転〜♪あ〜楽しすぎる。「あなたに会えて良かった」なんてさ、こっちのセリフだってば。ホント。最後♪ジャッ ジャッジャッ ジャ〜〜〜〜〜ン!!って終えるところが好きだ。
19.僕らは生きる
小高がギターを置く。マイクを手に持つ。
小高が言っていた。「一回ライヴが終わっても、また次のライヴでこの曲に来たとき「また来た」って思っとった。でもツアーで日本中でみんなが唄ってくれて、凄く嬉しかった」と。何故か同じ話を前にも聞いたけど、今日のはやけに胸にグッときた。
そんで今日は小高が予想外の行動をとった。昨日はステージから降りなかったのに、今日は降りて、さらに会場内を一周して、そしてまたステージに戻っていった。びっくりした。横まで来た時点で「ここまでだろうな。まさか下には…(降りるまい)」と思ってたらフロアに降りたの!!後ろのお客さん達と唄いながら、小高は進んでいった。途中、ドラゴンもオイラ達の方に降りて来てマイク向けてくれてた。戻るとき「ありがとー!」って言ってくれて。そんで、小高が後ろの方を歩いてる時に、ベース弾きつつステージ上から身を少し乗り出して小高を見守るように見ていたさっくんが、とても印象的だった。


あー 終わってしまったー…


アンコールの手拍子が響く。客電がパァっと付いて、今日はさっくんがハンディカムを持って登場。いつもの甲高い声で「アンコール、ありがとーー!!」って言って、話した。
さっくん「龍に何かええこと言って来いって言われました。…いや〜、まさかね、まさかこのメンバーで10年もやるなんて思ってなかったよ。小高のああいう性格、嫌いやったし(笑)、龍のオレさま〜的なんも、嫌いやったし(笑)、壮のあの何考えてんのか分かりません、みたいなのも嫌いやったし(爆)でも続けて来れたのはみんなのおかげです、本当にありがとーーー!!!」
すかさず他のメンバーが出てくる。
小高「まぁまぁやなぁって評価しとった」
合田「えぇ?結構ええこと言ったよ」
小高「最後の方しか聞いてないけど」
さっくん「お前小便行ってたんやろー!!(笑)」
小高「(オレのこと嫌いやったとか言うけども)なんや、お前のが先に、昔、バンド組もうって話をしたら、(オレの)顔も見んと「ええよ(←ぶっきらぼう)」ってやったんやん!
こっから学生時代の話になる。
小高「悟と壮は違うクラスで、階数も違くて、ほら体育の授業とかも合同でやったりするやん、階数ごととかで。だから階数違う奴は敵みたいな(笑)壮は8組やったっけ?」
壮「オレ9組」
小高「あー…そうそう。悟は5組で、最初オレと龍が1組で、最初はバチバチしとったけど、仲間になって。」
みんな黙って聞いてる。ぷぷぷ。
小高「山下っていうギターの上手い奴がいるって噂になってて、(オレは)あいつギター上手いんだってよ、なんかむかつく〜(って言ってた)」とか(笑)そんである日、実際弾いてみてって言って壮ちゃんのギター聴いたら「おお!!うっめぇ!!」ってみんな驚いたとか(笑)
そして小高が「あん時、ギター上手かったよ」って壮ちゃんに言う(笑)
低い声で「ありがとう」って言う壮ちゃんがかっくいかった。いや、かわいかった。今もギター上手いから!!もう訳分からん!面白かった。しかも、
小高「今こいつパーマかけとるけど、昔はマスオさんみたいやった」
さっくん「リアルマスオさんや」
小高「ギターはこんなんやったしな(って高い位置でギターを持つ)」
高校生時分の小高には「凄く上手だと思ったんよ」だそうだ。


ENCORE-1
1.新曲(昨日と違う曲)
最初「変拍子か?」と思ったけど、オイラがリズム取れてないだけだった(爆)♪ごめんね ♪とかいう歌詞だった気がする。一生懸命歌詞覚えたのに、もう忘れたよ…。つか昨日聴いたのも今日聴いたのもすごい格好良くなりそうな予感!期待大!!
2.ガラス玉
3.ハイライト
…アカン。なんじゃこら。ライヴが終わりつつあるここでハイライトォ!!飛ぶよ。飛ぶよね。唄と演奏聴きながら、拳上げて飛び跳ねてたら泣きそうになった。
4.すべて
そして聴こえてきたイントロは…ジャーーン ジャーン ジャーン ジャーン!!だよ〜!(何)。今日この曲やるのは反則っしょー!!どこまで喜ばせてくれるのさ、この4人は!!!オイラ気付いたら涙出てた。胸が熱くなるよなぁ。あぁ燃え尽きた…。


昨日と同じく、客電がついて音楽流れてたけど、アンコールを求める。もうだいぶ満足したけど、もし出て来てくれるのなら…!ってことで、手拍子。


出て来てくれた!!ありがとうー


小高が話し出した。
小高「(昔は)俺が死んで、誰も自分のことを知ってる人がいなくなることを考えたくなくて。でも、生きてる意味なんて無くてもいいんだって思えてきて。俺が死んで、誰も俺のことを知ってる人がいなくなっても、今あんた達とこうやってることが大事なんじゃないかって思うんよね」
感動です。今を生きればいいんです。そうです。大体、小高達がいなくなってもさ、曲は残るんだよ。残る。凄いことじゃないか。
小高が話している間、さっくんが「感無量」って感じの表情をしていたな。


ENCORE-2
1.僕と樹
嬉しすぎてどうしようって感じだった。この曲は重い。重いんだけど重すぎないっていうか。上手く言えないんだけど。この曲は生できくとズッシリと来る。
アウトロは…もう…なんつーか、いい意味でごっちゃごちゃ!さっくんあんなに動きながら(サトマどころではない位)指がちゃんとベースの弦抑えてて「すっげぇ…」って思いながら見てた(見守ってたというか)もんのすごく凄かったの、迫力が。すごすぎて泣けた。


ライヴが終わって、友人を見つけて、がっしり腕をつかんで、あたしは嬉しさの余り「零時ーー!!!零時だよー!零時やったよーー!!!」って半分狂った感じで叫んでしまったさ。本当に本当に嬉しかったんだもん。




・漏れ漏れ
…ライヴ後半にも言い合いになりそうになって。
小高「あっ!こうすると仲悪いと思われるんだった」
って言って、さっくんと肩組んで仲良しアピールしてた。
さっくん「でも(わざとらしく肩組んだりすると)逆に仲悪いと思われそうや」
どないせぇっちゅーねん!!(笑)


「史上空前〜」告知で。
さっくん「新木場スタジオコーストで、龍のやってるスロウナイトと一緒にやります!」
小高「ここにいるみんなが来てくれんかったら、こすいことになってしまうからみんな来てな!」
客「(笑)」
小高「“こすい”ってみんな分かる?“こすい”ってのは、閑散としてしまうっていうこと」
客「(理解)」
小高「(こすい知ってるんや)田舎モノめ〜!」
さっくん「そんで3月の28日には新居浜で!28日の前後が休みの人はぜひ!!」
小高「新幹線で岡山まで来て、そっから特急しおかぜに乗って来てや!」




凄いのね。月光も戦場もやってないのにさ(あ、インディゴもやってないよ!)、全然不満が残るライヴじゃなかったんだよ。凄い。あたしは2日間参加したから特にそう思うのかもしれないけど、今日だけ来た人も、きっと不満は無かったと思う。個人的には昨日のライヴも十分満足だったので「明日コレを超えられるんかな」って思ってたけど、見事!!超えるどころか…って感じだった。最高でした。ありがとう!!


あ、壮ちゃん。コカインTシャツ、最高でした。似合ってたよ!!
ハッスルマッスルパンツもあとちょっとで見られたのになぁ(笑)


●2日総まとめ
小高の笑顔がいっぱい見れたのは初日の方だったと思う。まぁそんなに顔を見てないからあれだけど、本当に最初から最後まで笑顔だったもんなぁ。さすがのオイラも最前で、やたらと笑顔攻めされてドキドキした(笑)。別に最終日がテンション低かった訳じゃなくて、むしろ高すぎて心臓貫かれた、というか、体ごと貫かれた気分。両日参戦でこのリストを聴けたということで、大・大・大満足だね。奇跡的に(あたしの記憶が間違ってなければ)2日間とも、誰も弦が切れなかったし、機材トラブルも無かった。いろんなことがランクヘッドに味方してくれていたような、そんなライヴだった。まぎれもなくそれは4人が作り出したものであり、私たちオーディエンスがいて、きちんと成り立つものなんだなぁと感じた2日間だった。何だろう。自分の好きな音楽を信じていくって素敵なことだよな。うん。


ランクヘッド、ありがとう。幸せなライヴでした。ランクヘッドを好きで良かった。←こう思えるライヴって自分にとって最高のライヴだと思います。また来年もその先も突っ走ってってくれよ!!付いていくからさ。
まずは一緒に新年迎えようぜ!ありがとうありがとう!!